ショップに頼らず自分で保護フィルムを貼ります
90車のヘッドライトは割れたら高額 or パーツ無い
知ってるだろうからさらっと軽く記載しますがカーラッピング用保護フィルムとはその名前の通り、ボディやガラスに貼り付けるキズ防止のためのものです。
90車でなくても、ヘッドライトやウインドウが割れたりヒビが入るのは、修理交換費用がかなり高額で、年式によってはパーツもない、形状がその車専用なので代替えができない、なにより車検が通らないので経済的にも精神的にも大打撃です。
なので、今回ヘッドライトに透明保護フィルムを、ショップを使わず自分で貼ることにしました。透明なものであれば車検にも弾かれないのでヘッドライトに貼ることもできます。
追記:ミラーやウインドウへの貼り付けは、フィルム越しに見える視界にひずみが発生し安全性に問題あり、推奨致しません。
基本的な貼り方、は、ここで掲載しなくてもメーカーページに記載がありますので省きます。
冒頭見出し文にありました通り保護フィルムは結構な厚みがあるので、曲面へ貼るにはあらかじめフィルムをあたためて柔らかくする等の前処理がいります。
その際に使用するのはヒートガン。 ドライヤーで代用もできます。ヒートガンのほうが熱量が高いので作業効率が良いです。
ですがヒートガンはAC100V電源でなおかつ1600w以上もの電力消費ですから電源確保の難しい青空駐車場環境下では使用は困難です。
レンタルガレージなどを使用すればヒートガンの貸し出しもあるし高効率なのですが、今回私はあえてヒートガンを使わず青空駐車場で貼り付ける策をとりました。
それは、
真夏の高気温を利用してフィルムを柔らかくさせて貼る
です。
貼るために必要なものは、どのメーカーページにも記載ある通り、スキージー(気泡押し出し用の幅広ヘラ)、中性洗剤希釈水の入ったスプレー、切除用ハサミ、枠取り用油性ペン、です。
施工所要時間は、素人作業でライト1つにつきおよそ15分、両方で30分てとこです。
事前に、ヘッドライトの黄ばみを除去、これを忘れずに行います。
ライト表面をよく洗浄し、付着した薬剤を完全に落とします。
つぎに、ライト表面にフィルムをあてて、採寸しマーカーで線引きをします。
引いた線より数ミリ広い目に、ハサミでカットして、ライトの大きさに切り取ります。
施工時に採寸するのが一番誤差がでにくいのですが、当日はライトもボディも高温になっているのでうっかり触れるとヤケドをします。なので冷えた前日に行います。
採寸型取りをした際に、どちらが表面なのか、接着面はどちらなのか、を、フィルムに直接書くなどして記録するほうがよいです。いざ貼ろうとしてめくったら逆だった、焦り動揺します。
施工当日、
まず朝のうちに、フィルムを広げて車内に放置しておきます。丸まって筒状態にならないよう。
車内温度上昇にともなって、フィルムが柔らかくなります。
噴霧用の洗剤の入ったスプレーは、湯煎などをして水温を上げておきます。
一番太陽が上にきて一番気温が高くなっている時間帯を選び、作業開始です。
それゆえ熱中症対策が絶対必要です。
ヘッドライトとフィルムの剥離した粘着面の両方に、洗剤スプレーを噴霧しますが、湯煎して暖かくなっているのでヤケドに注意です。
あとの作業は、メーカー説明にあった通りの作業です。スキージー(気泡押出用ヘラ)で気泡を押し出し、シワを伸ばす。
消えないシワを伸ばすには一度はがしてもう一度洗剤を噴霧して貼り直す。セオリー通りです。
最後に、エッジの部分を折り込んで密接させて、24時間動かさず安置して(これも説明書に記載)完了です。
行っていることは基本通りですが、真夏の高温を使い車内の温度上昇を応用する作業ですので、とにかく熱対策は必須です。
やばいなと感じたら即中止するくらいの覚悟で。
作業施行日 2021年7月28日
記事作成日 2021年8月21日
後日談
施工完了日から4ヶ月が経過しましたが、
今のところ黄ばみやくすみの再発は防げています。
ともあれ、ハッピークロイツさん、ありがとう!
製品は楽天で販売しているのを買いました。ハッピークロイツさんみずから出品している公式販売です。だから送料無料です。
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最終更新日 2022年7月28日