HONDA CR-Xデルソル (delSol) 1992-1998 memorandum

CR-Xデルソルの、手動ルーフ車

電動ルーフ「トランストップ」の弱点として、トランクルームの狭さがありました。
それでも、一般的に自動車のトランクとしてみた場合狭くはないですが、もっと広々つめることができる手動ルーフについて掲載します。

マニュアルルーフ

CR-Xデルソルの手動オープンルーフ、マニュアルトップ

CR-Xデルソルの新車購入された方は大半は、電動トランストップを選んだ方らしいです。

しかし、トランストップはマニュアルトップにくらべて約17万円高になり、私のように予算的都合でマニュアルトップを選んだ方もいます。

また、トランストップは、トランクのラゲッジスペースに制約があり、トランストップ機構で半分ほどスペースが支配される他に荷物の高さ制限もあり、実用性は間違いなくマニュアルトップの方が勝ります。

マニュアルトップにはその制限がありません。
Cr-X トランストップ&マニュアルトップ
トランストップの場合この半分くらいの容積になる

そして、構造がシンプルなので、故障も少ない。
チルターギヤの破損は定番トラブルとしてあまりにも有名ですが、手動の場合そもそもギヤそのものがないから。

ところで、マニュアルのルーフは素材がアルミニウム製、軽い仕様になっています。

トランストップと価格差がわずか17万円にとどまっていたのも、このアルミ製ルーフにコストがかかり差が縮まったものと想像しています。

マニュアルルーフは、両サイドのルーフロックレバーを解除して、手でもちあげてトランクのルーフステイへしまいこむだけ。

至って、シンプル構造。

また、トランクリッドも電動ではないので、バッテリー上がりにより開閉不可能になることもありません。

しかし、オープンにしてて、突然の雨で、ルーフをクローズドにかえるとき、
ものすごいやるせなさがおそってきます。

このときだけは、もしこれがトランストップだったら、路肩によせて、かっこ良く電動でルーフをクローズドにできるのに、

車を降りてよっこらせとトランクから取り出す、原始的な方法で屋根をつける。

むなしさと、やるせなさ。かっこわるさも少し。

余談ですが、このマニュアルルーフをしまいこんだ画像だけ見て、「ルーフを格納するとトランクは使えなくなる」と思い込みそのまま記事にする自動車ライターが時折おられます。
HONDA・CR-Xデルソル・手動ルーフ

ルーフは専用ステー、正式名ルーフスライダーに載せられ固定されます。このスライダーが開閉機構ありますので、ルーフは内蓋よろしく開きますので、トランクスペースに何の影響もありません。

HONDA・CR-Xデルソル・手動ルーフ

最終更新日 2022年4月9日

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