自動車・バイク用を使わないと塗装面を炒めます
前回、自作ステッカーをリアクオーターピラーに、試験的に貼ったという記事を掲載しました。》記事
このステッカー、市販の屋外用ステッカーシートを使いPC印刷で作ったのですが、「耐久性抜群」「UVカットフィルム」と銘打ってはいますが結局2年持たず、UVカット用保護フィルム自体がはがれてきて、無惨な姿になりました。
フィルムがはがれ印刷面が丸出しになり、雨降って流れた状態
ステッカー類は年月が経てば経つほどはがしにくくなるので、
早々にはがすことにしました。
しかし、すでに人の手や指でこすった程度では、はがせることかなわず。
そこでステッカーはがし剤を探すことからはじめました。
文具屋で販売している一般的な「シールはがし」は、自動車には使用できません、と、そう注意書きにかいてありましたので、カーケア品として探します。
何点か発見し、利用者レビューなども参考に、これがよさそう、と購入したのが、
デイトナ・ステッカーはがし剤です。
■使用方法を軽くご案内■
詳細な使用手順は、製品記載の説明文を読めばいいのですが、
このステッカーはがしスプレーは、ゼッケンナンバーやスポンサーのロゴを剥がしたりするのに使用する用途のもの。はがれにくくなったステッカーを剥がす効果もありますが、劣化ステッカーはがし専用剤ではありません。
バイクショップでのお取り扱いが多いようです。
ステッカーに霧吹し、なじませて、糊面を溶かすことではがしやすくする、という原理です。
ということは、糊面に浸透させなければ、上を塗るだけではフィルムが邪魔をして浸透されないということになります。
なので、ステッカーと塗装面の隙間を狙うように、吹きます。
ここで気にしなければならないのは、ステッカーそのものがどれだけ劣化しているか。
劣化するにつれ、軟質度の下がったステッカーは、いくらはがしても、ボロボロと砕けるのみで、まるごとはがすことができません。
そのような状態だと、いくらこのはがし剤を使ったとしても容易に剥がすことはできません。
根気よく、少しずつ取っていくのみです。実は別の部位でこの状態でした。
今回の場合、ほんのすこし軟質度が残っていたようで、部分的にではありますが、はがせました。
はがしたときに糊面が残った場合、そこへ直接このはがし剤を塗ると,きれいに溶けてくれます。
はがした面です。
塗装面はまったく劣化・化学変化ありませんでした。
この他にも、車にとどまらず、家電品の剥がれない宣伝シールや紙が破れ白く残ったシール残骸などいろいろ剥がせられます。
剥がしたあとは、洗車し、ワックスがけが必要。このスカッカーはがし剤は、ワックスの油分すらも取る効果がある、とのことです。
この記事は、収集した資料と当時の私の記憶を基に作成致しております。
差異などがございましたら御一報いただけると大変助かります。
ページ投稿日 2017年11月15日/加筆日 2020年2月10日