■タックスディスク運動とは■
まずタックスディスク についてご説明致します。
古い車が優遇される国イギリスでは、かつて、自動車税支払いの証として、フロントガラスへタックスディスクという一枚の貼り紙貼り付けが義務付けられていました。
タックスディスクを掲示した現地の車。電子化に伴い2014年に廃止
先述通り、イギリスでは古い車は優遇されます。1973年以前の車両には、税金が免除されます。自動車保険も安価になります。
では日本はどうかというと、まったくの真逆で、古い車は冷遇、とっとと新車に乗り換えろとでもいわんばかりの重圧を、税率増加という形で推しています。
エコカーをのぞく、初年度登録後13年を経過した車両には最大15%、軽自動車で20%の税を加算。これは当該車所有者からみれば経済制裁でしかありません。
このことについては、正式に国交省へ問い合わせ、返答いただいた言葉にありました。「早期廃車を促しエコカーを推進」
この言葉から、ほぼすべての古い車オーナーが激怒。
エコカーを踏み台にした自動車売りたいだけの政策ではないのか という「メーカーと政府の密約」疑念にまで発展しています。
クルマの販売が芳しくない、輸出もアテにならない、若者はクルマを購入したがらない、しかし、もっとクルマをどんどん国民に買ってもらいたい、商人はお代官様に料亭で泣きついた、お代官様は申した、ではそちの品が売れるようにはらかってやろう。政策に反するものには制裁を与えてやろう。そちはうるおう。われはそちの法人税でうるおう、エコカー促進にもなり諸外国にも環境保護アピールがみせられる、ウインウインではないか
(妄想です)
そして古い車のオーナーは抗議活動を始めております。
私も自ら発案し、提唱をはじめました。それが、このページにてご案内しているタックスディスク運動です。
このタックスディスクをあえて日本で適用し、グリーン課税にて増税された額をそのまま掲示して無言の抗議を行おうという活動です。
ディスク内には古い車である「HISTORIC」明記を施し、
「このディスクはオールドカーにやさしいイギリスのものだがここは日本なので重税を支払っている」という皮肉も込めております。
フロントガラスへの貼り付けではなくダッシュボードに提示しています
このお話をSNSにて提示したところ、「私にもいただきたい」という問い合わせが相次ぎましたので、自由にダウンロードできるようにこのページを作成致しました。
■タックスディスク の ダウンロードと、使用方法■
ご自身の車種「普通自動車・軽自動車」に合わせたディスク画像を、マウスなら右クリック、スマートフォンなら長押しタップし、
「名前を付けて対象を保存」「イメージを保存」をご選択ください。
●普通車用●
●軽自動車用●
空欄には自由に書き込みができます。
愛車の初年度(年式)、払った税額、などが書き込めます。
そして中央には重税率+15%、軽自動車には+20%の明記をしてあります。
手書きでも全然OK。現地イギリスでもこの欄は手書き例があった模様です。
イギリスのオリジナルディスクとは異なり、
・ナンバープレート番号ではなく車の年式を記載する欄
・増税されたパーセンテージを表示
・HISTORIC の文字は既にデフォルト掲載
が変更されています。
掲載組織名は当時属していたSNSコミュニティの頭文字に変更。本国のものとは別物にしています。
このディスク1枚で、
「このディスクは古い車を優遇するイギリスのものですがここは日本なので重税を支払っています」
「私は+15%(or20%)の税金\○○○○○を支払いました」
という無言の提示ができているわけです。
市販のプリンタ用印刷シート等で印刷してお使いください。
サイズは約8.8cmですが300dpiと高密度画質で作成していますので、
windowsのビューアーやプレビューからの印刷だと大きなものが印刷されます。
適度に縮小を行い印刷してください。
配置の際のご注意
- フロントガラスへの貼り付けは行わないでください
- 運転の妨げになる場所へは配置しないでください
- 行政から指導がありましたらすみやかに従ってください
- ナンバープレート番号など個人情報漏洩に繋がる情報の記入はお控えください
- 再配布は問題ございませんが商用行為は行わないでください
- この掲示活動に対して生じた障害・損害への責任は負いかねます
- 抗議対象は初年度登録から13年を経過した古い車への増税に対してであり、エコカー減税を反対するものではありません。
(ゆえにグリーン化特例と指定せずグリーン課税と通称にて対処しています)
・・・・上記事項をお守りいただくようお願い致します。
なお、予告なく仕様変更する場合がございます。
この運動は独立した個人レベルでの運動でありいかなる組織・団体・法人等と連携するものではありません。
関連リンク
Charge.org 自動車税の重課税分〔13年超車両への増税分〕の廃止・恒久化禁止署名運動
最終更新日 2022年4月9日