90車の雨漏りの原因
デルソルでなくても雨漏りは発生します
パッキンやウェザーストリップの経年劣化による雨漏りです。これは90年代問わず長年乗り続けた車であればいつか始まります。とはいえ、屋根の脱着などオープン機構のある車のほうがより発生しやすいのは確かです。
CR-Xデルソルの場合、フロントガラスからと、後部クオーターピラーからと、トランクに発生します。
今回行ったのは後部のクオーターピラーからの著しい雨漏りと、トランクルームに侵入する大量の雨水の解決を、ホンダカーズへ依頼しました。
クオーターピラーの分解、そしてクリップは破損
前もっていわれたのは、「クリップは外すと同時に割れると思う。これらは部品があれば替えます。」でした。
経年劣化で、留めクリップは割れて外れます。そして今回、ハイマウントLEDの両端のネジ隠しフタが、片方欠品でした。
水を流して、ピラーの外殻を外し、ここだと思われる箇所を特定、コーキングにて対応致しました。
黄色い箇所が、今回ばらしたピラー。
その際にはずすハイマウントLEDストップランプ、両端のネジ隠しフタも劣化で割れました。
右側はかろうじて在庫ありましたが左側は欠品しており、この状態で妥協することとなりました。(後日談あり)
外しております。写真は印刷されたものを再スキャンしているので画質が劣ります。
白い3箇所の小判型のクリップ、これが劣化し破損しました。
トランクへの漏水元は、ピラーを外したときに露出される、写真の矢印の、クリップのまわりのパッキンの劣化。劣化というものは年月たてば必然的に起こる現象です。
室内後部への漏水は、ピラーのこの位置から、らしい
改修後、トランクと後部の雨漏はピタリとやみました。
さすがに台風や豪雨のような激しい降雨にはオーバーフローしてしまうようですが、それでも、かつて3時間おきに敷いたタオルを絞って水を出してたときに比べれば大したことじゃありません。
ちなみに運転席床面はペットシートを敷いて全吸収させることで対処しております。
後日談
あきらめていたハイマウントLEDストップランプのネジカバーですが、「OLDSOLS」よりOEM製品が生産され販売されました。販売開始のちすぐ購入。
現在も販売しております。
最終更新日 2023年2月15日