ドライブレコーダーは動画サイトやSNSを味方につけることができます
小型車にこそおすすめの、ドライブレコーダー設置
私がドライブレコーダーの存在を知ったのは2011年。当時は画質も悪く価格も高額でした。
でもどうしても欲しかった。
その理由は、後ろのクルマへの威嚇、これに尽きました。
そのくらい、私の住む地の自動車運転者マナーは劣悪でした。今も全国ワースト2位です。ちなみに1位はすぐ隣の県という現状。(2019年現在)
でもドライブレコーダーがあれば、録っているアピールを伝えることができるようになる。
そしてそれは「お前の悪質行為すべてupしてやるぞ」への警告ともとれました。
初めて付けたのは、luzという製品、超小型のドライブレコーダー。
Luz ドライブレコーダー これは後部
ドライブレコーダーはすべての機種においてUSBを使ったシガーソケット接続です。ケーブルも付属。なので接続は簡単です。
ですがシガーソケットを使わない配線をいたしました。さすがにホンダカーズにおまかせしました。8,000円の技術料は発生しましたが配線は内張りにきれいに隠してくれました。
この機種の画質は640✕480ピクセル、手動操作が必要でON-OFFは自分でやらねばならずあまり良品とは思えませんでしたが、10,000円を切った安価な製品といえば当時これぐらいのものしかありませんでした。他はかるく3~40,000円は超えていました。
それでも、ドライブレコーダーがついていることに変わりはないし、ハッタリでも偽装でもないのだから、堂々と付いてますアピールしてやればいい、と、リアに警告ステッカーを貼りました。当時は製品もなかったのでプリントアウト自作して貼りました。
その数年後には、技術進歩と普及による低価格化で手頃でも高性能機がたくさん出てきましたので、故障を機にグレードアップ。
現在ドライブレコーダーは前が4台め、後ろが3台目。いずれも故障による交換です。
特に後ろは画質に妥協せず、ユピテルのフルHDのものをおごりました。
後ろのドライブレコーダーの電源は、しばらくの間はUSBモバイルバッテリーをつないで使っていました。これでも動作します。
のちに配線をしなおしてシガーソケットにUSBアダプターを装着、そこへケーブルをつなぐことで確保。
前方向にはナガオカトレーディングのもの。
現在の警告ステッカー。これも自作。
普及率と認知度が高まり、以前のようなくどいばかりの付いてます録ってますアピール表示しなくてもよくなりました。
youtubeとSNSが抑止力になってくれている
ドライブレコーダー装着車の後ろを走る車が車間を開けるのは、「撮られている」ことへの畏怖と、「ネットで公開され晒される」恐怖があるからです。
むしろ後者のほうが大きい。
もちろん私はそのようなことはしませんが、動画サイトもSNSもアカウントはあります。Cyberlink PowerDirectorという一般用動画編集ソフトもあります。
その気になればできます。
さらに夜間のステッカーに気づいてくれない対策も講じ、常時点滅する威嚇用LED発行装置も自作し付けました。Amazonでいいものを見つけたので買いました。
ゆっくり点滅 LEDライト。専門知識がなくてもかんたんにLED設置ができます
といっても組み立てだけですから手間暇はかかりません。筐体は初めて買ったドライブレコーダー。もう壊れてるので分解して中身を取り出し、筐体として使いました。
これにより、24時間昼夜を問わず後ろ向けに赤い点滅が発光するわけで、後続車にはまるでレーダー掃射を浴びているような不快な気分にさせることとと思われます。
右の平たいのがLEDユニット。レンズのあった孔からLEDが点滅中。
なぜここまで執拗に対処しているか、それはただひとつ、
自分が安全運転に徹したい ただそれだけです。
CR-Xデルソルは古くて、小さくて、低い、見下ろされる車種。最近の軽ですらも威圧的に寄ってきます。そんなに自己中な低速運転などしていないのに、です。
自動車運転者の心理とでもいうべきでしょうか。自分よりでかい車には萎縮し、小さい車にはなめてかかる、という。
そして車間をつめられた側の心理は、2つ。
恐ろしい か、 ムカつく か。
私は断然、後者の方です。
なので、振り切るか、後ろ向いて怒鳴り散らすことをやってしまってました。
でも、そのどちらも本来はやりたくない行為。平穏に、穏便に、平和に乗っていたいんです。
だからSNSを味方にできるドライブレコーダーの採用は即断でした。
今では、依存症に近い状態になってしまっております。もし故障したものならその日のうちに買い替えないと、今ドライブレコーダーがないときに限ってアクシデントが起こるのではないかという不安が消えません。
最終更新日 2022年4月9日