HONDA CR-Xデルソル (delSol) 1992-1998 memorandum

無事故でいられる日数を一日でも長く、維持し続けるには

避けることはほぼ不可能な交通事故、無事故を未然にふせぐには県警の免許更新講習のときに言っていることはもちろん大切ですが、心がけ理論の話はあまりされません。
とりあえず私の持論ではありますが自動車運転における、心がけ論を掲載します。いわゆる「ヒヤリハット」とかはいろんなとこで語り尽くされているのでここでは略します。

CR-Xデルソル サンバグリーン

無事故確率をあげるには「他人を信用しない」

相手が人間であるかぎりミスはある

冒頭の写真は、かなり前の、突然割り込んできた車のドライブレコーダー記録のキャプチャです。
この時普通に巡航していましたしどうとらえても「待つ」状態のスタンスでした。

ここでの私の判断ミスは、「この車間でこの車速だから、入ってはこれないはず」という安易な発想。
ところがこの軽車両、なんのためらいもなく割り込んできたのです。まったく私の車に気づいていないかのようでした。

このとき避けきれず右折専用車線に空きがなければ無関係者を巻き込む多重事故になるところでした。

今でこそ徹底していますが、この例での私的正解は、「割り込んでくることを想定して最初から減速し車間を空けておく」です。
交差点の右折待機車両でもよくあるケースです。 待つだろう、 を、信じない。

事故は自分がどれだけ神経質に気をとがらせても、相手がいる限り発生確率はゼロにできない

自分がどんなに安全運転に徹していても、道路を走るのはすべて安全運転車ではありません。
長年のりつづけてきたからわかる、危険運転車の多さ。

私の住む四国には、「いけるわ!」 という方言があります。やや命令口調ぽく使っている感じです。
慎重な人に対して行動・実行をさせるときに、雑な人がせかす言葉です。しかもなんの根拠もない。

道路交通事情ともなればこれにより事故誘発の引き金になることもあります。
そうなったときのいいわけはたいてい「いけると思った」 で、根拠無さの露呈です。

私自身はこの無責任方言「いけるわ」 を、一切信じておりません。
自分の「そうは思わない」が唯一信じる言葉です。

上記のように、少しでも事故遭遇率を減らすために、まず心がける理論思考は、

「他人を信じない、常に疑ってかかる」

です。
そしてそれは相手の行動にも同じことが言えます。

ここからは自分事の話に偏りますが、
そもそも私は他車を一切信用しておりません。
例えば、ウインカー点灯も、相手が減速して曲がるきざしが始まるまでは信用せずに待機を続けます。
曲がらず自分の車の前を通り過ぎたさらに向こう側の交差点を曲がったことも、点灯を消して直進に切り替えていったこともあります。信用してたら交差点衝突事故になっていた事例は多数あります。

一時停止も、相手側に道路標識の「とまれ」があっても、とまらない前提で構えます。
信じるは自分自身の目視確認のみ。

冒頭の写真のような、突然飛び出し事例も、今であれば入っても大丈夫なくらいの車間を空け、入られ前提で減速します。
逆に相手に対しても「入ってもok」サインにもなりますから判断を迷わす要素もなくせます。

動かないことでリスク回避

データによると事故率が高いのは、他者と比較して運転経験の浅い人が運転する機会の多い、
雨天時、土曜・日曜・祝日の行楽事、いつもより交通量が多くなる1月、3月、5月の行楽日、8月、12月 とのことです。

全員がそうではありませんが、前しかみてない運転者、ナビしかみてない運転者、スマホしか見ていない運転者、渋滞にてイライラする者、少なからずいて、交通量が増えれば遭遇率も増えます。

自動車だけでなく、危ない自転車、危ない歩行者、危ないキックボード もいます。、しかも軽車両運転者は当たり前のように片手にスマートフォンですから。

そのような時期に、不必要な自動車運転をしない、というのも、リスク回避に繋がります。例えば、ちょっとドライブ、や、気晴らしに海岸線を走ろう、といった必要性の少ない稼働は、交通量の多い期間は少しでも減らす、
目的があり必要な移動に限定してクルマを動かす、これより事故回避率も上がると考えております。

もちろんそれでも事故遭遇率はゼロにはなりませんので慢心しないという日常の心構えも必要です。

 

最終更新日 2024年5月15日

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