かつてみんカラに載せていた記事を移転しています。
2025年に退会したみんカラ(自動車SNS)に掲載していた記事をここに移転掲載します。ここのページでは2003年に掲載していた記事を抜粋し掲載しています。
2003年10月05日
「スローライフの現実」
私は特にスローライフにあこがれてたわけではありませんが、当時は確かに自然を満喫できることをうれしくおもい、実家に戻ってました。
しかし、スローライフというのは、メディアでうたっているほど、なまやさしいものではないです。
現実は違います。メディアはそういうマイナス部分は言わない。
まず、何を買うにもクルマで移動最低30分、ていう覚悟いります。これが不便だという方は向いてません。
そして私が本当に嫌だったのが、近所付き合い。
まず、町内会は強制参加。 町の奉仕活動とやらでせっかくの休日がぶっ飛びます。
家庭菜園はじめると、近所のおばはん共がいちいちダメだしをしてきます。
除草剤をまくと、うちの庭にかけたりしてないでしょうねといいがかりをつけてきます。
アサガオが咲き出したら、あんたんとこの花のせいで虫とかハチとか飛んで来るの増えたわと文句をいわれました。
田舎ならではの、毎日9時と12時と午後5時にてチャイムと町内放送。正直どうでもよかった町イベントの案内。
15時には、体操をはじめましょうとかいって一方的にラジオ体操流れてきます。
テレビの音声とかかき消されます。
そして役所の不便さ。
昼休みに役場へ行ったら、12時から1時までは職員すらも昼休みで誰もいませんとのことでした。
おかげで住民票1通もらうために勤務時間内に外出しなければならず時給が減り、住民票1枚に1000円以上の総費用になりました。
こんな現実も、あります。
このデメリットに見合ったメリットを見い出せない限りスローライフなんてのは手を出さない方がいい、。またすぐにもとの住所へ移転、ムダな費用を使っただけとなりうることでしょう。